2024年09月11日

作監の違いで・・

先日から、CSチャンネルAT-Xで「最強ロボ ダイオージャ」が始まりました。
この作品は、昭和56年の日本サンライズ(当時)制作の、人気時代劇「水戸黄門」をモチーフにしたロボットアニメです。
現在のアニメとは違い、毎回の作画監督によって、微妙に絵柄が違います。ちなみに、クレジット上の「作画監督チーフ」、現在でいう綜作画監督は金山明博さんですが、キャラクターデザインは、佐々門信芳さんです。
「超電磁ロボ コン・バトラーV」「超電磁マシーン ボルテスV」、「闘将ダイモス」「未来ロボ ダルタニアス」、「無敵ロボ トライダーG7」といった、当時のサンライズ第2スタジオの作品群は、第1話の原画が佐々門さん、作画監督は金山さんのコンビが多いですね。
「ダイオージャ」では、前作の「トライダー」の最終話を担当した塩山紀生さんが、第3話の作画監督を担当しています。「トライダー」では、殆どが1人原画だった塩山さんですが、この第3話では、原画はほかの人に任せて、原動画を修正する、作画監督のみの参加となっています。
ストーリー終盤のアクションシーンは、第1話の原画を担当した佐々門信芳さんが担当しており、絵柄が変わるのが、見ていて分かります。作画スケジュールの関係で、作画の手が早い佐々門さんがヘルプ参加したのでは?と想像してしまいます。
「ダイオージャ」では、都合8人の作画監督がローテーションで全50話を担当しています。皆さん、絵柄が違うので、その違いを楽しむことが出来ます。そんなん、作画オタしかわからへんやろ!とも言われそうですけど(笑)

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