2017年04月18日

塩山紀生さん、逝去

今月13日に、埼玉県三郷市で起こった団地火災で、亡くなったのがアニメーターの塩山紀生さんと奥様だったと言うニュース・・・。なかなか現実を受け入れられず、きょうのブログとなりました。

私の大好物である70〜80年代のサンライズアニメで、数々の作品の中核を担ったアニメーターのおひとりだった塩山さん。

塩山さんが81年秋、サンライズ2スタの「ダイオージャ」班から、1スタ新番組「ダグラム」班に異動になったことが、のちの「ボトムズ」や「キリコ」誕生に繋がる・・・人の縁とは面白いものです。
「ダグラム」の監督を務めた高橋良輔さんも、「塩山さんがやって来たことが、創作の原動力となった」旨のことを、インタビューで仰ってましたっけ・・。

塩山さんの作画といえば、ダイナミックな描線が特徴ですが、実は、「天才バカボン」(第1作)にも作画として参加しているのです。「バカボン」第1話のEDクレジットを見たときに、「あっ、塩山さんやん!」と思わずチェックをいれてしまいました。

サンライズで、富野由悠季、高橋良輔両監督の作品でキャラクターデザインを務めた唯一のアニメーターだった塩山さん。もし、このブログをご覧の方で、「塩山さん」の作画を堪能できる作品は?と聞かれたら、即座に78年の「無敵鋼人ダイターン3」の最終話「万丈、暁に消ゆ」を推します。

「ダイターン3」で、塩山さんは味方側のキャラデザインを担当(メガノイド側は湖川友謙さん)しましたが、同時期に放映していた「闘将ダイモス」の作監ローテーションに入っていたため、「ダイターン3」は殆どがキャラデザのみの仕事でした。
しかし、「ダイモス」が当初の予定よりも早く終了したため、塩山さんが「ダイターン3」の最終話の作画に入ることになったのです。

見どころは後半、目覚めて巨大化したドン・ザウサーとダイターン3の万丈との最終決戦のド迫力から、「僕は、嫌だ・・・」の名台詞、そして万丈チームの別れ、ラストでギャリソンが口ずさむ主題歌、議論を呼んだエンディング・・・まで、今見てもトリハダが立ちますね(私は)。

塩山さんのご冥福をお祈りします。





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